パソコン廃棄時のデータ取り扱い。ハードディスクからデータ消去する方法

パソコンを廃棄する場合は、普通にデータを削除しただけでは、情報漏洩します。
ハードディスクのデータの完全消去は意外と難しいので、
今回は情報漏洩しにくいデータ消去方法をご紹介します。

仕事や個人情報を取り扱っていたパソコンが古くなり、処分するとき、
入っていたデータの消去をしっかりしていますか?
どうせ捨てるんだからと、データをそのままで廃棄したり、
データをゴミ箱に入れて、ゴミ箱からデータを削除しておしまいにしている。
こんな方が、思いのほか多いです。

簡単な例をあげると、前回「ゴミ箱から削除してしまったファイルを復活させたい」で
データの復元方法をご紹介しました。 これは逆に言うと、ゴミ箱から削除したからといって、
データを復元できないということではないことを示しています。

パソコン(ハードディスク)を壊してしまえばいいと考える方もいるかもしれませんが、
少し極端ですが、本気の復元技術をもってすれば、多少の破損など関係ない例もご紹介しておきます。

2003年にいたましいコロンビア号空中分解事故がありました。
このとき、空中分解したスペースシャトルから地上にたたきつけられて、
焼けてしまったハードディスクの1つからは99%のデータが復旧されました。

捨てたパソコン(ハードディスク)を何かしらの方法で入手され、データを復元されたら、
大切なデータの情報漏洩となってしまいます。
例えばパソコン代替え時に、下取りで出し、そのまま再販されてしまったりする場合も少なからずあります。
大切なデータを情報漏洩しないように、最低限度注意を払った方が良いでしょう。

データをしっかりと削除するには次の方法があります。
・データ消去の専門業者に依頼する
・データ消去ソフトを使う

また、データ消去には解析の難しさから、簡単には3つのレベルに分けられます。
・レベル1:ソフトで読み取れてしまうレベル
・レベル2:ソフトだけでは無理だが、特殊な機械で読みとれてしまうレベル
・レベル3:ソフトと特殊な機械を組み合わせても読み取れないレベル
 例) 米国国防総省準拠方式 + グートマン推奨方式

簡単に使えてそこそこ消えるソフトの紹介

DESTROY・・・ハードディスクの中を完全に消去
多少のdosの知識が必要です。

WipeDisk・・・ ハードディスク・USBメモリ内の全データを完全消去するソフト
ダウンロード - WipeDiskの使い方

Freeraser・・・ ドラッグ&ドロップで手軽にファイルを復元不可能に削除できる完全削除ソフト。
提供元へアクセスし、「Download Freeraser now!」リンクをクリックしてダウンロード。

情報漏洩にしっかり対応したいときにお役立て下さい。

相談は3回まで技術スタッフが無料で回答いたします。
お客様のご要望をしっかりと理解するため、
必要に応じて何度かやり取りをさせて頂くことがあります。
その他、コンピュータやインターネットなどで
少しでも気になる事があれば、お気軽にご相談下さい。

次回は「Google検索コマンドの紹介と実際の使い方 | 少し面白い小ネタも紹介」のお話をします。

前回は「しまった!間違えてゴミ箱から削除してしまったファイルを復活させたい!

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