そのパスワードは無いも同然。強いパスワードの作り方
パスワードを忘れてしまうからといって、安易な覚えやすい、
連想しやすいパスワードにしてしまっていませんか?
パソコンでは他人に見られてはならないデータにパスワードを掛けます。
しかし、パスワードを忘れてはデータを見られなくなってしまい、元も子もありません。
そのため、パスワードは覚えやすいものを設定したいのですが、
誰しも似たようなことを考えるため、安易なパスワードは危険です。
セキュリティ会社の調査では、実際に、50人に1人は誰でも思いつくような簡単なパスワードを使っているといいます。
盗み見しようと考えるような人は、真っ先にこれらのパスワードで侵入を試みます。
もし実際にどのようなパスワードが強いパスワードか確かめたい場合、
Microsoftのパスワードチェッカーで確かめてみてくださいさい。
強度が"とても強い"であれば大丈夫です。
但し、実際使う予定のパスワードや、
使っているパスワードのチェックには(習慣づけという意味合いも含め)
絶対に入力しないようにしてください。
Microsoftはこのパスワードチェッカーで入力されたパスワードを保持したり、インターネットに送信することは無いと言っていますが、大切なパスワードを必要もないのに安易な入力習慣をつけてしまうと、フィッシングサイトに気づかずうっかり盗まれてしまうかもしれません。こういった日々の習慣も見直していきましょう。

このように簡単に破られるパスワードを、弱いパスワードと言います。
もし、同僚や取引先の人に弱いパスワードを使っている人が居ると、
その人がパソコンやケータイに侵入されることで、周囲にも被害が及びます。
これを機により強いパスワードに変更して、秘密や安全を守って下さい。
まず、強いパスワードの条件は次の通りです。

○ilikeapplepie (I Like Apple Pie : アップルパイが好き)

○dooog

○@PP1e (a=>@、l=>1)
といわけで、あなたが林檎が"ちょっとだけ嫌い"ということにしてパスワードを考えてみます。
まずは、林檎が好きを英文にします。文なので適度な長さが達成できます。
I like apple pie.
最初のIを!にし、appleは上の例の様に@PP1eに、pieはローマ字でpaiに変えてしまいましょう。
!like@PP1epai.
と、パスワードの出来上がりです。
なお、パスワードを始め、セキュリティについては、IPA(経済産業省所管の独立行政法人 情報処理推進機構)が啓発活動や情報セキュリティ相談窓口を設けています。
もし、資料を読む時間がない、内容が専門的で分かり難い、お役所仕事が苦手など困ったことがあれば我々にご相談下さい。
秘密と安全を守るお手伝いをします。
心配があれば下記のフォームからご相談下さい。
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お客様のご要望をしっかりと理解するため、
必要に応じて何度かやり取りをさせて頂くことがあります。
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次回は「Yahoo、Google、Bing…調べものにインターネットを使いこなす!」のお話をします。
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