経営改善

経営改善

システムを導入することでどんなことができるの?
そう思っていらっしゃる経営者の方は多いと思います。なぜなら、多くの経営者さまに同じ質問をいただくからです。システムの種類にもよりますが、多くのケースで長年悩んでいた問題が解決され、心身共に負担が軽減されたことで、管理が円滑に出来、売上の向上が見られています。

例えば、在庫管理システムについて。
A 社では、在庫管理を常に在庫管理表にパートタイマーが記入し、出荷状況も同じくその時に出勤しているパートタイマーが交代で記入。次の日の朝に、事務員の方がまとめて、一覧表に記入したものを月末に棚卸し、紙ベースの記録と倉庫にある物の数があっているかどうかを確認し管理するという業務を行っていました。
しかし、問題が起こります。数字が合わないのです。
パートタイマーの誰かが記入ミスをしているのか、それとも出荷時に多く荷物がでていってしまったのか、棚卸しの時に数え間違えているのか…もはや、どこにエラーが潜んでいたのかわからないくらい思い当たる節があるので、従業員も経営陣も両者に不満と不安が蓄積されていきます。

数が合わないので、出荷時に商品が足りない事があったり、逆に在庫が実は奥の方に隠れていて、発注する必要がないものを発注してしまっていたりととにかくムダが発生していました。そこで、経営者は在庫を徹底的に管理するために、人を増やしました。倉庫番を一人増やした事で、毎月20万円の出費に加え、在庫管理に神経質になったパートタイマーの間では犯人探しが始まりいつも現場はぴりぴりしたムード。

そこで、在庫管理システムの導入を検討。

制作費は120 万円。経営者は「高いなー。どうしよう。」と頭を悩ませます。
しかし、考えてみましょう。
倉庫番を雇っている事で、半年で120 万円既にかかっているのです。
経営者は決断します。「システムを導入して、それで業務が改善されるのであれば、経費が著しく削減できるし、現場の状態が悪くなることもない。ものは試しだ!導入するぞ!」

在庫管理システムとして制作されたものには以下のような利点がありました。
・発注時に品名と数量を入力することで、発注伝票が自動生成される。
・出荷時に品名の部分に出荷数量を入力することで、出荷伝票並びに納品書が生成される。
・在庫の状況がリアルタイムで常に確認できる。
・月末の棚卸しの際、計算せずに全ての商品の在庫状況がわかる。
・請求書が自動で生成される。
・各商品の売上高や出荷数量がリアルタイムで一目で確認できる為、トレンドがつかめる。
・主力製品をどの顧客が求めているのかわかる様になるので、戦略を練る事ができる。
・売上状況がわかるので、売上目標を立てやすくなり、未来の予測をつけやすくなる。

このことによって、経費・人件費が大幅に削減され、在庫管理でスタッフの精神的負担も解消され、さらにはトレンド傾向をつかみ、戦略をもって経営を行うことができるようになり、売上が大幅にアップするという嬉しい出来事がおこりました。

以上のことからもわかるように、問題をシステムによって解決することで経営状況の改善が見込め、幸せな環境を生み出す事ができます。

もしも、今、あなたが頭を悩ませている問題があるとしたら、是非私たちにご相談ください。

ご相談はこちらから →